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脂肪細胞は、細胞膜と細胞質からできています。
細胞質は液体であり、それが外へ漏れないように細胞質のまわりを細胞膜が取り囲んでいます。細胞質の中には、核、ミトコンドリア、小胞体、油滴などが含まれています。脂肪細胞が他の細胞と最も異なっていることは、細胞質の大部分が油滴によって占められていることです。脂肪は、この油滴の中に蓄えられてします。小胞体の膜には、リパーゼという酵素がはめ込まれています。リパーゼは「脂肪分解酵素」といい、体の中にある脂肪を分解する働きがあります。脂肪を分解させるためには、リパーゼと油滴とが接触することが必要です。しかし、油滴の表面にはリパーゼと自由に接触できないように扉がついています。リパーゼの働きによって脂肪を分解するためには、まず、油滴表面にある扉の鍵を開けなければなりません。この鍵として働くのが、ノルアドレナリン、アドレナリン、副腎皮質刺激ホルモンなどのホルモンです。このようなホルモンが出されると、油滴表面のタンパク質と結合した脂質に働き、扉を開けてリパーゼが油滴と接触できるようになります。このように、脂肪分解には、リパーゼと油滴が接触できるようにノルアドレナリンのようなホルモンが出されることが不可欠です
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