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運動が原因となって起こる心臓障害や突然死には、脂肪分解によって血液の中へ出された脂肪酸が深くかかわっていることがわかってきました。日頃あまり運動をしていない人が急に激しい運動を行うと、ノルアドレナリン、アドレナリン、副腎皮質刺激ホルモン(
ACTH)がどっと出てきます。このようなホルモンは脂肪の分解を高める働きがあるので、脂肪細胞の脂肪が急に分解され、血液中の脂肪酸の量が増えます。
血液中の脂肪酸は、普通、血液の中にあるアルブミンというタンパク質に結合しています。ところが、このアルブミンの量に限りがあるので、血液中の脂肪酸が多くなり過ぎると、アルブミンに結合できない脂肪酸が現れてきます。アルブミンに結合しない脂肪酸は健康にとって悪い影響を及ぼします。 |